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(藤井) クリストフさん、アスコリピチェーノでのターフスプリント優勝、おめでとうございます!

(ルメール) ありがとう、藤井くん!大井競馬場で騎乗した後、自宅には戻らず、そのままサウジアラビアへ飛びました。ようやく久しぶりに帰宅できましたよ。

(藤井) そうだったんですね。先々週はエンブロイダリーでデイリー杯クイーンカップも制しました。大井でのジャナドリアの勝利後、そのまま飛行機に乗ったのですね。

(ルメール) はい。先週は本当にさまざまな場所でレースに騎乗しました。サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場には、5年連続で遠征しています。年々競馬のレベルが上がっており、出場するジョッキーも国際色豊かになっています。2022年には日本馬で4勝を挙げ、とても良い思い出ができました。

(藤井) 一枚目の写真はいつ撮影されたものですか?

(ルメール) 金曜日に永島まなみ騎手がインターナショナルジョッキーズチャレンジに出場しました。日本人ジョッキーみんなで応援に行った際の一枚です。彼女はレースに集中していましたが、私たちの声援は届いたと思います。この日は、私自身も土曜日のレースに向けて、現地の馬に騎乗する機会があり、コースの下見にもなりました。

(藤井)前日に騎乗して、向こうの競馬の流れを掴んだのですね。アスコリピチェーノの作戦はプラン通りだったのですか?日本では1600mをメインに使われていましたが、今回は1351mと距離が短縮されていました。

(ルメール) 結果的に、距離の短縮は問題ありませんでした。返し馬の際、芝の状態は良かったものの、地盤が硬いと感じました。後方からでは差し届かない可能性もあったため、ある程度前にポジションを取ることを意識しました。スタートをスムーズに決め、ウインマーベルの後ろで好位置を確保。そして直線ではしっかりと加速してくれましたね。

(藤井)すごく良い走りでしたね。能力が高いので前走のオーストラリアで行われたゴールデンイーグルも、ぜひ乗りたかったと言っていたのを思い出します。

(ルメール) はい。京成杯オータムハンデの勝ち方がとても印象的でした。シドニーでも騎乗したかったのですが、先約でアメリカのブリーダーズカップの予定が入っていました。時差や飛行機のフライトスケジュールを調べて、なんとか間に合うようにと考えましたがスケジュールがタイトでした。シドニーのレースを振り返ると雨の馬場で、道中は外目を走らされたので厳しかった印象でした。オーストラリアから日本に帰って、サウジアラビアに遠征させてと、陣営は本当によく調整してくれました。

(藤井) アスコリピチェーノの勝利はもちろんですが、フォーエバーヤングがサウジカップを制しました!レース後、坂井瑠星騎手とも話したそうですね。

(ルメール) 瑠星君はまだ年齢が若いですが自信を持ってレースに乗っているのが伝わってきます。ロマンチックウォリアーとの激しい競り合いを制する姿を見て、私も嬉しかったです。直線で一度抜かれた時、「相手の末脚がとても速かった」と言っていましたが、それでも馬を信じ、最後まで冷静に追い続けました。その結果、見事に差し返して歴史的勝利を挙げましたね。日本のファンの皆さんも、このレースが海外馬券として発売され、ライブ中継されたことで、大いに盛り上がったのではないでしょうか。

(藤井)次のクリストフさんの海外遠征はドバイと聞いていますが、しばらくは日本での騎乗ですね。

(ルメール) はい。今週末の中山記念ではシックスペンスに騎乗予定ですし、他にも良い馬に乗る機会があります。ドバイまで少し時間があるので、それまでは日本でのレースに集中したいですね。引き続き、応援よろしくお願いします!

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Iris Henry
Article written by

藤井勘一郎

こんにちは、藤井勘一郎です。このたび『CL by C.ルメール』のホームページでクリストフ・ルメール騎手のブログを担当させていただく事となりました。毎週金曜日、私からの視線でルメール騎手の魅力や競馬の話、そして『CL by C.ルメール』に対しての情熱を書いていくつもりです。文章を書くことは私にとって新しいチャレンジですが、引き受けたからには皆さんにも楽しく読んでもらえるように頑張ります。よろしくお願いします!