みなさんこんにちは。
私はデルマー競馬場で開催されたブリーダーズカップを観戦してきました。2日間にわたり、G1競走が14レースも行われ、ヨーロッパや日本から多数の遠征馬がアメリカに集結して、まさに競馬のお祭りのようなイベントでした。競馬場はドレスアップした人々で華やかに彩られ、トップレベルのレースが次々と繰り広げられていました。クリストフさんは今回3鞍に騎乗し、その中のブリーダーズカップターフではローシャムパークに跨り、僅差の2着に入りました。直線に入った時点で勝ち馬から離れた位置にいた状況を考えると、ゴール直前まで迫ったローシャムパークの追い上げは見事でした。クリストフさんも「馬がよく頑張ってくれた」と騎乗馬を労っていました。
私はデルマー競馬場で開催されたブリーダーズカップを観戦してきました。2日間にわたり、G1競走が14レースも行われ、ヨーロッパや日本から多数の遠征馬がアメリカに集結して、まさに競馬のお祭りのようなイベントでした。競馬場はドレスアップした人々で華やかに彩られ、トップレベルのレースが次々と繰り広げられていました。クリストフさんは今回3鞍に騎乗し、その中のブリーダーズカップターフではローシャムパークに跨り、僅差の2着に入りました。直線に入った時点で勝ち馬から離れた位置にいた状況を考えると、ゴール直前まで迫ったローシャムパークの追い上げは見事でした。クリストフさんも「馬がよく頑張ってくれた」と騎乗馬を労っていました。
ブリーダーズカップターフのパドックでは、クリストフさんとクリスチャン・デムーロ騎手がジョッキールームから一緒に登場しました。C・デムーロ騎手はローシャムパークと同じサンデーレーシングの勝負服を着用しています。10月26日から日本で短期免許の騎乗を開始した彼は来日初週に8勝という素晴らしい成績を収めたイタリアの名手です。クリストフさんはC・デムーロ騎手について「彼のすごいところは馬上でのバランスの良さです。まだ若いですが、判断力も鋭く、自信に満ちた騎乗をしています。兄のミルコ・デムーロ騎手とは騎乗スタイルが異なりますが、兄弟ともにトップジョッキーです」と、騎乗技術を高く評価して、トップレベルの戦いを楽しんでいるようでした。
今回のブリーダーズカップでは、さまざまなスポンサーがレースを協賛していました。中でも「ウマ娘」で知られるサイバーエージェントはブリーダーズカップスプリントのメインスポンサーを務めました。クリストフさんは「藤田晋さんにはこれまで何度かお会いしていて、今回もアメリカでご挨拶しました。私も武豊騎手と共に『ウマ娘』のテレビCMに出演していますが、藤田さんのビジネスマンとしての手腕に尊敬の念を抱いています。またビジネスだけではなく、藤田さんは実際に競走馬を所有されていて、ブリーダーズクラシックに出走したフォーエバーヤングは彼の持ち馬です。競馬の魅力を多くの人に伝えてくれるのは業界としても非常にありがたいことです」と語っていました。アメリカでも近い将来にウマ娘のブームが見られるかもしれません。
私自身は『CL by C.ルメール』の現地レポーターとして、デルマー競馬場での2日間は一眼レフカメラを片手に撮影を行いました。競馬場では数々の出会いがあり、その中でも印象に残っっているのはアマンドさんです。彼は元騎手で、約40年前に落馬して私と同じ脊髄損傷を負い、車椅子生活を送っています。彼の生活や経験について話すことができ、とても励まされました。今回のブリーダーズカップでの様子は、『CL by C.ルメール』の公式インスタグラムや東京スポーツのウェブサイトで【藤井勘一郎のBC観戦記】を公開していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。『CL by C.ルメール』から今回のような貴重な経験をさせていただいて嬉しく思います。
さて、今週は舞台が日本に戻ります。週末に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯で騎乗するレガレイラについてもルメール騎手にお話を伺いましたレガレイラには今まで5回の手綱を取り、前走はステップレースであるローズステークスでは5着でした。「彼女のポテンシャルの高さはホープフルステークスの勝利時から感じていました。ダービーではスローペースの中で最後に素晴らしい脚を見せ、牡馬相手によく戦いましたし、前走は休養明けのレースでも直線でよく追い込みました。スタートが鍵にはなりますが、素質のある馬なので、京都の外回りコースでうまく流れに乗れるとチャンスは十分にあります」とコメントしています。エリザベス女王杯のあとはマイルチャンピオンシップがあり、京都競馬場で2週連続の大レースが続きます。クリストフさんの手綱捌きに期待しましょう!!