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―クリストフさん、ヴィクトリアマイルでのアスコリピチェーノの勝利、おめでとうございます。

(ルメール) ありがとうございます。彼女のポテンシャルは感じていたので、結果を出せて良かったです。前走のサウジアラビアでも素晴らしい走りを見せてくれました。今回は日本のG1でしたが、牝馬限定戦だったので条件は合っていたと思います。

―前日は雨が降っていましたが、馬場状態はいかがでしたか?

(ルメール) 一つ懸念していたのは重い馬場ですね。以前、オーストラリアのゴールデンイーグルでは力を出せなかったこともあり、心配していました。前日の土曜日も東京競馬場で乗っていたんですが、雨が一日中降っていましたから。

―そういった状況で、トラックバイアス(馬場の有利不利)は気になりましたか?

(ルメール) 午前中にレースに乗れば、ある程度の馬場の傾向はつかめます。実際に乗っていなくても、リプレイでどの位置から勝ち馬が伸びているかをチェックしています。このレースは外枠だったので、どのポジションで道中競馬できるか考えました。結果的にクイーンズウォークをマークできてよい位置で進めることができました。

User 1
―レース後のインタビューで、司会者に年齢を紹介されて少し照れていたように見えました。

(ルメール) そうですね(笑い)。「46歳のルメール騎手が優勝しました!」と大観衆の前で言われたら、ちょっと恥ずかしいですよ。なのでジョークで「言わないで!」というポーズをしました(笑)。実は私の誕生日は5月20日で、ヴィクトリアマイルやオークスの開催時期と毎年重なっているんです。以前、アーモンドアイでオークスを勝ったのが誕生日でした。

User 1
―今週末のオークスについて教えてください。

(ルメール) エンブロイダリーの追い切りに美浦で騎乗しました。馬体のバランスや筋肉の付き方がとても良く見えました。桜花賞ではモレイラ騎手が乗って、強い勝ち方をしていましたよね。父がアドマイヤマーズ、母の父がクロフネという血統なので、2400mへの対応が鍵になるかもしれません。でも、3歳春のこの時期はポテンシャルで距離をこなす馬も多いですし、桜花賞上位馬がオークスでも好走する傾向は強いです。
User 1

―ダービーではショウヘイとのコンビですね。

(ルメール) レースで乗るのは初めてですが、リプレイはしっかり確認しています。前走の京都新聞杯は、1000m通過が1分3秒とスローペースの中でもしっかり折り合っていましたし、直線の伸びも力強かったです。1週前追い切りには栗東で騎乗しました。ちょうどジョッキー控室に川田将雅騎手もいたので、馬の感触について話をしました。この馬は友道厩舎の管理馬で、過去にはマカヒキやワグネリアン、ドウデュースといったダービー馬を手掛けた信頼できる厩舎です。

User 1
―嬉しいニュースもありましたね。荻野極騎手とタレントの成瀬琴さんのご結婚について。

(ルメール) 正直、交際していたことは全く知りませんでした(笑)。ネットニュースで知ったんです。琴さんは以前、「CL by C.ルメール」のポップアップストアでスタッフとして働いてくれていたんですよ。いつも明るくて、お客さんへの対応も丁寧で、とても気配りのできる方でした。お父さんが鹿戸調教師ということもあり、馬に関する知識も豊富でしたね。お二人の幸せを心から願っています。

―最後にファンの皆さんへ一言お願いします。

(ルメール) G1シーズンはまだ続きますが、これからも最高のパフォーマンスを目指して挑みます。皆さん、引き続き競馬と「CL by C.ルメール」の応援をよろしくお願いします!
Iris Henry
Article written by

藤井勘一郎

こんにちは、藤井勘一郎です。このたび『CL by C.ルメール』のホームページでクリストフ・ルメール騎手のブログを担当させていただく事となりました。毎週金曜日、私からの視線でルメール騎手の魅力や競馬の話、そして『CL by C.ルメール』に対しての情熱を書いていくつもりです。文章を書くことは私にとって新しいチャレンジですが、引き受けたからには皆さんにも楽しく読んでもらえるように頑張ります。よろしくお願いします!