約1ヶ月ぶりに東京競馬場でレースに復帰したクリストフさん。先週末は合計で3頭に騎乗して、早速、アスコリピチェーノでG1騎乗も果たしました。
「ドバイで落馬してから、ようやく復帰することができました。怪我の痛みは感じなかったので私のコンディションは良かったです。アスコリピチェーノは直線で進路を確保できずに残念でしたが、乗った3頭の馬たちはみんな頑張って走ってくれました。また早くウイナーズサークルに戻りたいですし、よいリズムを取り戻していきたいです」
今週末はヴィクトリアマイルに騎乗します。騎乗するフィアスプライドについては「ターコイズステークスで勝利した時はとてもよい馬だと感じました。前走の中山牝馬ステークスでは道中ハミを噛んでしまったので最後の末脚は発揮できなかったですが、今回の牝馬相手の1600mは条件が合っていると思います。美浦で調教に跨る機会はありませんでしたが、馬の状態については国枝厩舎を信頼しています」と今まで関係の深い国枝調教師をリスペクトしている様子が感じられました。
栗東トレーニングセンターの調教後に、クリストフさんは岩田望来騎手、古川奈穂騎手と一緒にTCC Japanで新しいコレクションの撮影を行いました。TCC Japanは「馬と共に社会をゆたかに」をミッションに掲げ、引退競走馬の支援活動(引退馬ファンクラブ TCC)をはじめとした馬との様々な活動をしています。2022年には『CL by C.ルメール』の売り上げの一部を寄付しました。 TCCの厩舎で馬と一緒に撮影を行い「私の思い出の馬である、ルアーブルがフランスダービーを勝利したのをモチーフにしたポロシャツやカーディガンなどを着ました。調教後に駆けつけてくれ、ブランドのモデルとなってくれた望来くんと奈穂さんに感謝しています」とクリストフさんは語りました。参加した岩田騎手は「僕のお気に入りは黒のシャツに白でルメールさんのマークが入ったものです。ズボンも履きましたが、この着心地はレースの日にジョッキーパンツを着ているのと同じでした。これを着て騎手の感覚も味わって欲しいです」とアイテムを実際に着たフィードバックももらえました。今回撮影した写真はSNSやホームページで近日、ご覧いただけます。
5月8日からは東京でのポップアップストアが始まりました。関東圏の方々はぜひご来店ください。そして、クリストフさんが早く勝利できることを信じています。