みなさんこんにちは。
世界中のホースマンが憧れる舞台、ケンタッキーダービー。アメリカ・ケンタッキー州ルイビルにあるチャーチルダウンズ競馬場で、毎年5月の第1土曜日に開催される伝統の一戦です。3歳サラブレッドによるダート2000メートルの競走で、「スポーツの中で最も偉大な2分間」とも称され、世界中の競馬ファンから注目を集めています。優勝馬には、554本の赤いバラで作られたガーランドが贈られることから、「Run for the Roses(ランフォーザローゼス)」という愛称もあります。

ルメール騎手は過去にクラウンプライド、デルマソトガケでこのレースに挑戦しており、今回が3度目の挑戦です。「再び日本調教馬で出走できることをとても光栄に思います。このレースは、凱旋門賞やエプソムダービー、メルボルンカップと並ぶ、世界のビッグレースの一つです」とコメント。今回のパートナーはアドマイヤデイトナ。前走のUAEダービーでは、外からプレッシャーを受け続ける厳しい展開の中、直線で一度かわされた後に差し返しての勝利というタフな内容でした。「ポテンシャルを強く感じました」と語ります。

また、「去年のフォーエバーヤングの好走のように、日本馬が勝つのも目前まで来ているのではないでしょうか。アメリカと日本ではダートの砂質がまったく異なりますが、日本もアメリカ血統を積極的に取り入れており、夢は近づいているでしょう」と日本競馬の成長にも触れていました。「チャーチルダウンズ競馬場はスタンドとコースが近く、観客の声援が非常に大きく響きます。その独特の雰囲気にのまれない、人馬が落ち着いていることが重要です」と分析。さらに今回は、日本でも以前対決したことのあるルクソールカフェにも注目が集まり、ジョアン・モレイラ騎手がどういった騎乗をするのかも興味深いそうです。「今、勢いに乗っている馬とジョッキーです」とライバルの存在も意識しています。
アメリカとオーストラリア遠征の合間に、日本でも2週間騎乗しています。先週はアンタレスステークスで、ミッキーファイトとともに見事な勝利を飾りました。「タナパク先生(田中博康)の管理馬で、美浦の調教にもまたがっていました。これまで8戦して5勝、負けたレースも大きくは崩れておらずとてもコンスタントに走っています。今回のレースでは、道中で内の馬の影響で少し力みながら走っていましたが、まだまだ良くなりそうな雰囲気です。今後の帝王賞も楽しみです」と語ります。
アメリカとオーストラリア遠征の合間に、日本でも2週間騎乗しています。先週はアンタレスステークスで、ミッキーファイトとともに見事な勝利を飾りました。「タナパク先生(田中博康)の管理馬で、美浦の調教にもまたがっていました。これまで8戦して5勝、負けたレースも大きくは崩れておらずとてもコンスタントに走っています。今回のレースでは、道中で内の馬の影響で少し力みながら走っていましたが、まだまだ良くなりそうな雰囲気です。今後の帝王賞も楽しみです」と語ります。

そしてプライベートでは、オフの日に大阪・関西万博を訪問。「1日では回りきれないほど見どころが多かったです。特に印象的だったのは、ルイ・ヴィトン、セリーヌ、ディオールといったフランスを代表するラグジュアリーブランドの展示。『フレンチエレガント』の美しさを感じる空間でした」と感想を語ってくれました。「訪れる機会があれば、ぜひフランスのパビリオンを見てみてください。職人技と美意識が詰まった素晴らしい空間です」とファンの皆さんへもおすすめしています。

また「この日は4月15日で、ちょうどハーツクライが生まれた日でしたので、私のブランドから新発売した「NIGHT HEART」Tシャツを着て行きました!」というエピソードも。遠征と騎乗の合間を縫って、新しい経験にも積極的に触れるクリストフさん。その柔軟な感性と探究心が、競馬という舞台でのパフォーマンスにもつながっているのかもしれません。