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5月22日の水曜日に、栗東トレセンで会ったクリストフさんに「オークスおめでとう」と伝えました。「ありがとう、藤井君」と返した彼は、調教の他にオークスを勝った事でマスコミなどの対応に追われていました。
この2週間で10勝を挙げて、G1競走では2週連続の2着からチェルヴィニアで大仕事をしました。「落馬してからレースに帰ってくるまでは、オークスとダービーに間に合わせるために私は身体の状態を整えました。この2つのレースは一年の中でも本当に特別なレースですからね。この2週間で沢山勝てた事で良いリズムが戻ってきましたし、チェルヴィニアで勝った時はファンの皆んなの声援が嬉しかったです」と、クリストフさんは笑顔で答えました。
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レースに騎乗する姿を見ると、ブランクから今はいつもの冷静なスタイルに戻っているのを感じます。 今週はビッグイベントの日本ダービーにレガレイラで挑みます。「ホープフルステークスを勝ったレガレイラでダービーに乗るのは楽しみです。先週に美浦トレーニングセンターで感触を確かめました。ダービーはレースに向けてマスコミなどの取材も多くなり、当日は独特の雰囲気があります。有馬記念やジャパンカップなどは次の年も挑戦できますが、ダービーは馬にとってチャンスは一度だから私でもプレッシャーを感じながら騎乗していますよ」という会話からは3歳クラシックレースのシビアさが伺えます。
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クリストフさんは2017年にレイデオロでダービーを優勝してダービージョッキーになりました。管理したのは誰もが知る名トレーナーの藤沢和雄元調教師。この2人はそれまでに沢山の勝利を共にしてきましたが、共に初のタイトルでした。「レイデオロで優勝したダービーは本当に嬉しかったですね。レース前から自信はありましたが、レースの半ばに向正面で動いて行った時に勝利を感じました。私の日本ダービー初勝利でもありましたが藤沢先生にとっても初勝利でした。あれだけ数々のビッグタイトルを勝っていたのにダービーを勝っていないのが不思議でした。定年されるまで残りわずかと知っていたので、今までの恩返しができてよかったです」と振り返っています。藤沢元調教師は「クリストフほどの名ジョッキーに、レースを依頼するときは、スタッフと共にいつも良い緊張がありましたよ。どんなレースでも馬を信頼して乗っているのが、手綱を通して馬に伝わっているのでしょうね」と、昔を振り返ってくださいました。
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今回は大阪と東京で『CL by C.ルメール』のポップアップストアが開催されました。「競馬中にブランドの服を着た人たちには気づいていますか?」という質問を投げかけてみました。「もちろんです!競馬場にファンの皆さんが私のブランドの服やアイテムを身につけてくれるのはパドックの馬上から見えていますよ。『CL by C.ルメール』のブランドを立ち上げた時に私の夢に描いていたのはサッカーや野球のファンがスタジアムに応援しているチームのユニフォームを着て盛り上がるように、競馬場でも盛り上がって欲しいということでした。競馬のルールで騎手はパドックなどで余計なジェスチャーをしてはいけないですが、心の中はハッピーです」と返してくれました。 日本とフランスの両国でのダービー優勝経験のあるクリストフさん。2009年はLE HAVRE(ルアーブル)でフレンチダービーを勝利しました。LE HAVREは2022年に惜しくも亡くなりましたが、ブランドからオーナーのカラーである紫をあしらったポロシャツが販売されています。
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インタビューからはレガレイラへの期待が感じられましたし、オークスに続く2週連続のG1勝利に期待がかかりますね。
Iris Henry
Article written by

藤井勘一郎

こんにちは、藤井勘一郎です。このたび『CL by C.ルメール』のホームページでクリストフ・ルメール騎手のブログを担当させていただく事となりました。毎週金曜日、私からの視線でルメール騎手の魅力や競馬の話、そして『CL by C.ルメール』に対しての情熱を書いていくつもりです。文章を書くことは私にとって新しいチャレンジですが、引き受けたからには皆さんにも楽しく読んでもらえるように頑張ります。よろしくお願いします!